2024/07/28 コラム
ネットの古本屋
ある友人に、僕が高校生のときに読んだ小説の話をしたことがあります
ストーリー、文体、挿絵(イラストは天野喜孝)は当時の自分にとり完璧であり、シリーズ全作を買いそろえていた。度重なる引っ越しなど際に処分してしまい、読み直してみたいが、当時の文庫版は本屋にはないので後悔している・・・というような話
彼はネットの古本屋(そんなものがあるのか)から手に入れたらしく、先日、誕生日プレゼント(のオマケ)としていただきました
「エイリアン秘宝街」 菊池秀幸・著 1983年 初版発行
今では見ることのできない朝日ソノラマ文庫(1975年創刊、2007年廃業)です
装丁のインパクト(天野喜孝!)で即購入した記憶があります
現在まで継続しているシリーズものですが、文庫は移籍され、挿絵・イラスト画家も変わり、文体も少し変わり、今では初期の頃に感じられた輝きはないと思っています(それでも読んでいる・・・)
いただいて3日間ほどで読破
まず、懐かしかった
ほとんど記憶していると思っていた内容は、けっこう忘れていた
SF小説なのに、世の中には携帯電話すらなかった(なんか不思議)
でも、今でも面白かった
世界観、キャラクター、一人称小説による独特の文体・・・無名作家が世に出るための乾坤一擲
映画にも言えることですが、名作と呼ばれる作品は、作家(映画監督も)初期に創られたものに多いのではないでしょうかね
いい本が見つからなかったら、こんどはネットで漁ってみようかな
2024/06/12 コラム
A代表 広島に立つ
昨日初めて、新サッカースタジアム「エディオンピースウイング広島」に行ってきました
サッカーW杯アジア二次予選 日本vs.シリア戦
素晴らしいスタジアム、そしてナイスゲームでした
日本代表を生観戦するのも初めてでしたが、
各々の技術の高さ、運動量、さらにはパワーや瞬間的判断力などなど・・・驚愕しました
相手チームを90分間圧倒し続け、このスコア
平日に仕事を終わらせ、急遽駆け付け、こんな観戦ができるとは・・・
広いとは言えないこの街の中心部に野球・サッカースタジアムがあり、バスケ・バレーも同様です
これは当たり前のことではなく、ことスポーツ観戦に関しては、広島市民は日本一恵まれていると常々思っています
また、今回のW杯予選広島開催に至るまで、森保監督の数年に渡る尽力が大きかったことは十分に想像できます
将来、広島市名誉市民の称号を贈ってほしい・・・と思いました
2024/05/04 コラム
今日、俺、やったよ!
快晴のGW カープ観戦できました
開幕から得点力不足に苦しむ新井カープ
この日も好投(+好打)の森下投手を援護できず
7回裏になんとか1点を返して、2死1・3塁
4番・堂林翔太 → 代打・松山竜平
衝撃的な勝ち越し3ランを放ち、カープ快勝のエンディングとなりました
森下投手とともに受けたヒーローインタビューではお約束の「鹿児島のばあちゃん、天国のじいちゃん・・・
あとはタイトルのとおり
3万人の観衆(+TV観戦の数十万人?)に元気を与えてくれる・・やっぱプロ野球選手って凄いなー
2024/03/17 コラム
読破(できました)
京極夏彦による小説「百鬼夜行」長編シリーズ(短編シリーズもあります)
10作品目となる最新刊「鵼の碑(ぬえのいしぶみ)」が17年ぶりに刊行されました
ノベルズ版で832頁(単行本版では1,280頁とのこと)の大作でした
やはり面白かったですが、複雑怪奇さは相変わらずで読み解いていくのに時間がかかりました
シリーズ全巻読んできてますが、5刊目あたりからはメモ書きしながら読んでいます
この作品の場合、こんな感じです
何を書いてるのか意味不明でしょうが、これはこれで完璧だと思ってます
この本は結構売れてますけど・・・みんな、どうやって読んでるのかな?
次作予定は「幽谷響の家」だそうです(10年後?)
2024/01/21 コラム
WHO AM I(本日が最終日)
正月明け、香取慎吾個展「WHO AM I」に行ってきました
「闇」と「光」をテーマとした約200点作品が展示
全て1点もの 価値はどのくらいなのかな~ という無粋な思いを振り払って、しっかり鑑賞
どちらかといえば「闇」の印象が強く、悩みが多かった頃の作品なんだろうか・・・
配色が独特で、筆だけでなく手指などで描いている部分が多い(描いているときの動画が公開されていました)
大スター・香取慎吾と異なる「画家」香取慎吾を感じることができました
地方での個展ツアーの最初の場所が、ここ広島だったようです
ありがとうございます 初めて観ることができました
グッズとしてポストカードを購入したので、少しの期間ですが院内に飾ることにしました
クリニックに相応しい絵柄とは思いませんでしたが、そこは「香取慎吾」・・・ということで
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